金曜日, 2月 09, 2007

ユーロドル

トリシェはStrong vigilanceという文言を先日の記者会見で使用したようだ。当然のように来月のユーロの利上げは規定路線となっている。またユーロ圏の設備稼働率は限界点を迎えつつあり、賃金の上昇がインフレ加速の引き金になる可能性も指摘していたようだ。それに伴い、ユーロドルも1.3000に戻している。ここでユーロドルの上昇余地をテクニカルの側面から見ていこうと思う。

まずは昨年12月から1月にかけて1.3390をトップ、1.3075をネックラインとしたダブルトップのターゲットは1.2760となる。実際の安値は1.2867であるがこれはネックラインからターゲットまでの61.8%の地点である。したがってダブルトップからの下落は完全に収束したと考えるほうが無難であろう。現在はその下値からの調整の過程であり、1月高値1.3275(終値)から1月安値1.2892(終値)までの下落の38.2%戻しが1.3040となっている。ユーロドルの下値が切り上げってきているため、もう少し調整は続きそうだ。1月の高安値の50%戻しは1.3080に位置し、先のダブルトップのネックラインである1.3075とちょうど重なるため強力なレジスタンスとなろう。当面は1.3075-95あたりまでの調整は頭に入れておいたほうが無難そうだ。

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